こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

間違えた。弟がほしい

実は今日は本社に10時出社なので、遅めの朝。
この日記も午前9時6分に書いています。
今のうちに書いておくことで、夜の僕を応援する算段。
今日からは富士山登らないといけないので……。
あぁ、気が重い出勤。


さて!
昨日、妹がほしいって書きましたが、あれは間違えましたね。
「妹がほしい」って。
変態か?と。
「弟がほしい」の間違いでしたね。あぶなかった。


弟。いたら楽しいと思うんですよ。
大きなリュックサックだけ持って急に家に転がり込んできて「兄貴、わりぃ!金ないんだ。泊めて」ってくる。
「お前……2年くらい連絡が取れなかったじゃないか。何してたんだ?」って聞きたい。
「うーん。海外まわったり、友達の家に住んでたり、でもその友達が結婚するから出てきたり」
「そろそろ真面目になるとか考えろ。母さん心配してたぞ」
って兄貴面したい。
でも内心、自分にできないことをやってる弟を応援したい。
「ま、困ったことがあったら、俺に言えばいいから。父さん母さんに説得するし」
とか、恥ずかしがってそっぽ向きながら言いたい。
そっぽ向いてるうちに、弟にはグースカ寝られたい。
「なんだよ……」
って空振りくらって僕も寝たい。
でも、実は弟は起きていて、「兄ちゃん、ありがとう」って、聞こえないくらいの小声で言われたい。


弟が僕にそっくりあってほしい。
どこに行っても「あれ?双子?」って言われるくらいの。
でも、弟の髪も髭も伸び放題で、もし自分が違う生き方してたらこうなっていたのか、って思いたい
「ふーん、悪くないな」って思いたい。


朝、僕が出社していくところを弟に見守られたい。
手早くスーツに着替えて、セットして、あわただしく出かけるところを寝ぼけ眼で見守られたい。
で、僕のスーツ姿をみて「俺が勤め人になったら、あぁなってたのか。ふーん、悪くないな」って思われたい。


あ、あと弟は歌がうまくあってほしい!ギターとか弾けちゃうの!
「え?なに?兄貴、音痴なの?」って馬鹿にされたい。
「いいだろ?別に」って拗ねたい。
「ほら歌ってごらんよ」とか言ってボローンとかギター鳴らされたい。
最初は歌わないんだけど、酔っぱらってわけわかんなくなってきて、結局兄弟で歌いたい。
で、隣の部屋から壁ドンされて、笑いながら終了。
「はーなんか兄貴とこんな風にするの懐かしいよな」
「あぁ、よくうるさい兄弟って近所でも怒られてたもんな」
「兄貴、テンションあがると声デカいから」
「バカ、お前もそこらへんは似てるんだよ」
って寝っ転がりながら、思い出話したい。


で、そんな楽しい生活してたのに、急にフラッと弟に出て行かれたい。
「ただいまー」って帰ると、テーブルに置手紙。
「この1週間、楽しかった。でも、おれ行くわ」
とだけ書いてあって。
「ふ、相変わらず汚ねえ字だな」
って寂しく呟きたい。


あんまり弟について考えたことなかったんですが、こんな感じですよね?きっと。



〜〜〜〜〜
12時間後の僕です。こんばんわ
今日は富士山登り始めってとこですね。
まだ景色は綺麗。
明日から不毛地帯に入ると思われます。
ほら?富士山って最初は景色が綺麗なんだけど、段々登っていくと何もなくなるじゃないですか?
まさにそんな感じ。
ま、富士山登ったことないんですけどね。
耳年増!!


夜食を食べに来た、やよい軒より。
今日は帰れるかどうか……。