こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

新年度

満を持して来ましたね。


パーティー会場に遅れてジャガーで乗り付ける、みたいな感じで華やかに。
ジャガーから降りると伊達なスーツ。胸にはハンカチ。
「遅れてゴメン。道が混んでてさぁ。あ、ごめん、クルマ後ろに廻しといてくれる?」っつって自然にその辺のやつにキーを渡す。


何言ってるか分からないと思いますが、来ましたよね。
4月が。新年度が。颯爽と。


僕は朝イチで新年度を実感しました。
テレビつけたら、まさかのこう。ドン!

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この写真を上げるってことは僕の住まいがどこか?ということを全世界に発信してしまいますが、まぁみんな僕にそれほどの興味はないだろうと。
なので、書いちゃいますが、僕の住む品川区はアナログテレビに対しても好意で?地デジの放送を流してくれてたんです。
どうも地理的に電波が届かなくなるところがあるみたい。


その品川ケーブルテレビの好意に甘えてたんですが、今朝起きたら書き置きがありました(テレビのあの文面)。
あんな味も素っ気もない文面ですが、もっと情緒的な気持ちだったんだと思うんです。品川ケーブルテレビは。


「Dear のひ太へ
桜の季節になったね。ずっとのひ太の隣で私は桜を映すんだって思ってた。
夏は海を。秋は紅葉を。冬は雪を。
貴方は私の映す光景を見ることで『癒される』って言ってくれたね。
あれね、私は何も言えなかったけど(テレビだから)、本当に嬉しかったんだ。
あと、この言葉も最後まで言えなかったな……。
のひ太、愛しています。
……愛してるからこそ、私は貴方の元から去らないといけないって気が付きました。
薄々感づいていたの。私がいることで貴方の成長を邪魔してるって。
それに気づきながら、見てみないふりしてた。
でも、それももうお終い。
貴方がこれから良い男になるように、私も良い女になるの。貴方を羽ばたかせる良い女。
直接会ってお別れを言うと泣いてしまいそうだから、こっそりと家を出ます。
今までありがとう。
世界中の誰よりも大好きです。  品川ケーブルテレビ」


ありがとう。品川ケーブルテレビ。
君のことはNHKの料金を払うたびに思い出すと思う。
でも、きっとそれにもすぐに慣れるだろう。少しだけ寂しいけれど……。


みたいな感じだったと思うんです。
朝っぱらから『巣立ち』という言葉を実感してしまいました。


てか、このテレビ、よくよく思い出したら親が僕の一人暮らしのお祝いに買ってくれたんですよ!
10年前は新製品だったのに……。
10年程度で家電が使えなくなるって!世の中のスピードについていけない!!


やーでも、テレビ買うかぁ。まじかぁ。
正直、朝のニュースくらいしか見ないんですが、万が一にも彼女が出来た時にテレビがないのはマズイですよね。
ラジオ……?