こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

腕時計が戻ってきた!

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ちょっと前に書いたんですが、修理に出してた会社用の腕時計が戻ってきました。
腕まくりした手にメタルの時計が知的でしょ?セクシーでしょ?出来るサラリーマンでしょ?
思わずコーヒー淹れたくなっちゃいますよね。
「お疲れ」つって。
「センキュー」つって。


やー覚悟してたし、当初の見積りからお値段変わらずだったんですが、やっぱり修理費が高い!!
このお値段に見合うよう、皆さんから「のひ太はセクシーだ。エクセレント!」の声を集めたいんです!


ことの顛末を、皆様はあまり興味ないかと思いますが、僕へのレクイエムとして書いておこうと思います。安らかに眠れ。


昨日「修理が終わったよ」との連絡が来たので、さっそく伊勢丹へ引き取りに行ったんです。
その前にお金を下ろしたんですが、もう悲しい通帳の残高。
昭和枯れすすきを三菱東京UFJ銀行 新宿支店で、熱唱してしまいそうなところをグッとこらえて伊勢丹へ。溢れ出そう涙は上を向いて我慢しました。


伊勢丹の時計売り場で引き換え証を出すと「お待ちしていました」と、あっさり腕時計が出てきます。
おぉ!ちゃんと動いてる!
感動もつかの間、お会計へ。
無いだろうとは思いながらも最後まで「この見積りうっそー!信じた?信じちゃったの?」って、大きなプラカードを持った人が出てくるんじゃないかと、少しだけ期待してたんですが、そんなこともなく。bye bye 諭吉。


実はちょっと前に別の時計を買っていて、会社用のは止まったまんまでもいいかな?とも考えていたんです。
でも!
数多の死線を一緒にくぐり抜けてきた時計。
やっぱり動いていてほしいもんですよね。
そんなわけで戻ってきました!


で、久しぶりにつけてみると、重っ!!こんな重かったかしら?と。
もう肩がこり始めてます。


こういうゴツいけどシンプルな時計を、黒人がウッドベースを弾きながら付けてたらカッコイイなぁと思ってたんですよ。
ズーンズーンズーンと軽やかに弦の上を跳ねる黒い腕には、鈍く光るゴツい時計……。
僕のソロでは大人しく見ていたオーディエンスも総立ちに。
イェ!ブラボー!
あぁ格好良い……!
買ったあとに千葉県人と青森県人のハーフで、蒙古斑が残るモンゴロイドである自分を思い出しました。
ウッドベース
触ったこともない。


あと久しぶりにつけてみた感想として、バンドがキッツい。
写真を見ていただいてもキツキツなのが伝わるかと思います。外すと腕にバンドの跡がくっきり。


これは、ほら?
演奏中に時計がガシャガシャずれたら邪魔でしょ?
そういうこだわりを持って、キツキツにしてたんです。
この腕に残るバンドの跡がミュージシャンの証。
そして、今にして思います。
自分はアホなんじゃないかと?
弾かないでしょ?ウッドベース、と。
全然黒くないでしょ?と。お尻なんて天使みたいに真っ白でしょ?と。


こうやって久しぶりに身につけることで気がつくこともあるんですね。
よくこれまで我慢してたなと思うほど痛いので、明日バンドの調節に行ってきます……。