入院生活②

昨日に引き続き暇してます。

先週の状況(熱が続いていた状況)に比べれば天国のようであり、「なんでも良いから健康がほしい」と願っていたのに、もう暇の解消を願ってる。
人間って業深いと思うものです。

さて、昨日まで親が来てくれてました。
着替えとか持ってきてくれてたりと、母が僕の家に泊まってくれてた(もう帰りましたが)んですが、一言。
「あんたんち、見た目きれいだけどめくるとホコリだらけね。ありゃー病気になるわ」とのこと。
一人暮らしの男の家なんて、見えるとこまででも掃除されてたら偉業と思うのですが、いかがでしょうか？
どうも、かなり掃除してくれたらしいので、帰ったらどうなっていることやら……

あと、昨日持ってきてもらった本も読み終わりました。
五冊くらい持ってきてもらえば良かった……。

吉村昭さんの『漂流』。
もうね、表紙。
この絶望感ったらないですよ！

無人島にたどり着いた長平が、仲間を失いつつも逞しく生き残るお話。
12年間も植物がほとんど育たない島で12年も暮らすんですが、ビックリすることに史実ですって！

何もないところで生きて、木の生えない島で船を作って脱出する。
長平が希望を捨てないのが、胸を打ちます。

それに変わって私は何してんだ……！と自己反省できること請け合い。
なかなかにお勧めです。
が、読み終わっちゃった……。

あーあと何しよう！
天井の模様を見て「あれ、人の顔に見えるな。あれは猫かな」なんてし始めてます。