こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

ガキと俺まとめ(naver自分)

すいません、最後にまとめだけやらせて下さい。
naver自分。~小説っぽいものを書いてみた結果~です。
f:id:nohitakun:20151018174221j:plain
※自分で自分の聖地巡礼写真


悔しい、と。
とにかく悔しい、というのが感想です。
今回、かなり全力を出してみたんですが、足りないところばっかりが目につく結果になりました。
あぁ、俺ダメだなぁと。
耳をすませば』っていうジブリ映画で、主人公・雫が物語を書くんですが、最後に「書きたいことが、まとまってません。後半なんかメチャクチャ」って泣くシーンがあるんですが、すっごいよく分かる。僕のは全編を通してメチャクチャなんですが。
いまの僕は誰よりも雫の気持ちが分かると思います。なんだったら雫と飲みに行きたい。


耳をすませば』では、雫は好きな男の子が将来に向けて真剣に考えているのに対し、自分は何も考えてなくて、彼に追い付くために書き始めるっていうのがきっかけになります。
僕の場合は33歳になるから。
気がつけば、なにも積み上げてこなかった33年間。
仕事のスキルもなく、彼女もいない......
何か一個くらい、人より良いところはないのか!?自分!?と考えた結果、妄想を突き抜けてやってみたらどうなるか?ここでダメだったら、もう僕は本当にダメかもしれないと背水の陣で始めた企画。
もうね、初期衝動です。
僕の中では『初期衝動』って、この物語を呼んでいました。邦楽ロックのアルバムのタイトルみたいな感じ。
でも、その背水の陣、見事に敗れるっていう。


だけど、楽しかったのは事実。
書き始めると平気で一日経ってる。
気がつくと「うわ!暗い!てか、すげーお腹すいてる!」みたいな、時間を忘れられる趣味ができたかなぁと。
今回の件を通して、誰かに迷惑をかけない範囲であれば、かなり突飛な趣味だったり、素人の創作活動とかでも、全面的に応援したいって気持ちになりました。
もうみんなで色んなものを作り出していきましょうよ!
あ、でももう、こんにゃくライトセイバーではアップしないようにしようと思います。
普通に日記を読んでたはずが、いきなり気持ち悪い小説になった!と、これは不快感を与えてしまったかなぁと。
僕の日記はFacebookにもTwitterにも連動しているので、『ガキと俺』って出てきたときに、イラッとさせてただろうなぁと。
タイムライン汚し、申し訳ございませんでした。


でも、読んでくれた方も中にはいて「いいね」って誉めてくれた方、もう貴方の天使のような優しさに甘えさせてもらいました。
このご恩は忘れません。ありがとうございました。


~ここからは、マジ反省で自分の備忘として書くので、飛ばしちゃってください~

上で「ダメだった」と書いてますが、何がダメだったか?
一応ちゃんと分析しておこうと思います。


今回、物語を書いてて思ったのが、まずテーマがあって、それを構成・要素・描写という視点で作っていくんだなぁと、つくづく感じました。
そして、構成も要素も描写もダメで、自分がこうしたいって思ったのが全然できなかった。
その点を反省してみたいと思います。
ちなみに、テーマ、構成、要素、描写は僕が勝手に考え出したものなので、物語理論に詳しい人とかに鼻で笑われそうですが、まぁここまで来たら優しい目で見守ってください。


●テーマ
物語を作る上で書きたいこと。何を書きたいかを決めないといけないんですね。
僕は最後の呪いのシーンを一番最初に思い付いて、そこにいきつくまでに右往左往。
まず、テーマを決めたあとに企画書を作らないとダメですね。
企画書が無いと物語がぶれる。


●構成
いつも書くときに、頭のなかでボーッと考えて「行けるっ!」って思ってから、いきなり文章を書き始めるんですが、こりゃダメだと。限界がありますね。
ちょっと複雑なことをやろうとしたり伏線を張ろうとしたら、頭のなかで考えただけじゃ追い付かない。
プロットの重要性を身に染みて知りました。
特に実は今回、ミステリーにしようと思ってたんですが、いきなり書き始める方法だと全然無理!


あと、取材しないとダメですね。
最後のビルの下りとか適当です。
展望室がないビルが多いので、本当はそんなに数はないです。



●要素
これもダメでしたね。
僕の中では要素=キャラクターとか設定とイメージしてるんですが、練れてないなぁと。
今回、沢田、原田、嶋が敬語を使ってるんですが、3人出てくると、書き分けられない。誰が喋っているのか分からない。
ここも悔しいポイント。てか、僕に女性を書けるのか......
ちゃんとキャラクター表と、設定表を作らないとダメだなぁと。


●描写
あぁ!ここも!
僕は説明が下手だなぁと痛感しました。
「これってどういうこと?」ってところが多々あったと思います。
登場人物の内面、シーンの説明、双方が足りなくて読みごたえがない。
今回、普通の小説になったと比較して、文字数は6割くらいなんですが、起きているイベントでいえば全然一冊分あるはずなんです。
それで文字数が足りないってことは、圧倒的に描写が少ない。


あと描写するときも、如何にイメージしやすく、かつ的確な比喩を使えるか。
例えばなんですが、「白い壁」を表現するときに、そのまま「白い壁」って表現するんじゃなくて、「バニラアイスをぶちまけたような壁」(もうこの例えが下手)、みたいにするとイメージしやすくなるんですよね。きっと。
この辺のテクニックがまだまだ過ぎるなぁと。


こんな感じのことを生意気にも思ったわけです。
勉強しないとダメだなぁと。てか、勉強したい!
それで再チャレンジしたいなって思ってます。
またその時はお付き合いいただけると幸いです。
ここまでも読んでくださった方、本当にありがとうございました。
頑張ろー。