こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

旅の余波

まいど!のひ太です!
いま、実家に帰ってる途中です。
今回の休みは全然家にいないことになりそうです。


会社から電話が入りました。
「勉強してるか?」と。
今回、休みに何するのか?と上司に聞かれ、旅行に行こうと思ってるけどまだ、いつ、どこに、どのくらい行こうか決めてない、ということを説明するのが面倒で「実家帰って資格試験の勉強します」と言ってしまった僕。
それをたいそう喜んでた上司。
でも、昨日電話がかかってきました。
「やってるか?」と。
「もちろんです」と、青森駅前で応える僕。


意見の違いや、お叱りを受けることと承知して言うと、勉強しなきゃ休んじゃいけないのか?と。
仕事時間中、必死こいて全力疾走して、「よ、ようやく休みだ……」と思ったら、勉強しなきゃって。
それをやってる方たち(ほとんど大勢だと思いますが)、心の底から尊敬します。
休みの時は、とにかく仕事から離れたい。
もう、それはたぶん病的なほど。
休みや自分の部屋が「ハレ」だとして、その状態からの仕事は「ケ」って思ってる節すらあります。
てか、いま日記を書いて言語化してみて自分でも初めて気づきました。なるほど、そうか。
だって、自分でもおかしいんじゃないかと思うんですが、休みの日にスーツとか触りたくないし、触ったら手を洗ってる。
自分でも不思議だったんですが、そうか。そういうことだったのね。


と、僕の精神分析にお付き合い頂きましたが、ここまでが冒頭。
こっから先が本編です。今日は長いですよー。実家まで遠いんだもん。


今回の旅行先、弘前で飲んでたんですが、二軒目のお店のこと。
昭和歌謡、それも80年代のがバンバン流れてたんです。
そういえば、このブログを読んでくださってる方の年齢分布が分からないところなんですが、その辺の曲って僕が小さい時にラジオで流れてた曲だから、好き嫌いはともかく、やっぱりしっくり来るんですよね。
「染みる」って言葉を使いますが、お酒を飲みながらだと、アルコールと一緒に脳みそに染みてきます。んで、見事に揺さぶられます。
それはそれで、なかなか楽しい体験です。
特に「東北、一人旅、昭和歌謡」って、麻雀で言えば満貫くらい行きますよね。ここに「女の涙」とか加わったら、跳ねますね。


意味がわからないと思いますが、まぁ今回の旅の象徴的な出来事でした。
で、旅行はいつだって通常の生活にそっと影響を与えてきます。
僕のスマホ昭和歌謡が増えました。
いま、実家に帰る途中に聞いてるんですが、それもまたシチュエーション的には良い!落ちていく夕陽を車窓から眺めちゃったり。
いつもはバスで帰るのに、夕陽の田園を見たくて電車で帰ってるから、重症かもしれません。
あぁ!でも!良い!!
誰か!!お酒を、お酒をください!!


うん、こうやって聞いてると昭和歌謡って、何かテンション高くて良いですよね。
テンポが速いとかではなくて、こう、なんて言うか、エモーション?的に?
ちょっと例を上げてみると、こんな感じ。

久保田早紀 異邦人
寺尾聰 ルージュの指輪
クリスタルキング 大都会

今日借りた『青春歌年間80年代総集編』の一部ですが、この曲順で入ってます。
この曲順で、大都会とか、テンション高すぎて一人電車でニヤついてしまいました。
たぶんこの辺が33歳ホイホイなんだと思います。他の年代だと、また変わってくるんですよね。
でも、このポップと演歌の間みたいな世代で楽しいなって思えてきました。自分の年齢を肯定できるのは良いことかな。


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写真はその昭和歌謡ばかり流していたお店で食べた、氷下魚(コマイって読みます)。
これ、美味しいんですよねー。大好き。