こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

未成年

タイトルを見て「あ、のひ太。とうとうついに、やらかしたな……」って思った人、手を挙げて。
はい、あなたね。謝って。僕に、謝って!
……何か最近「のひ太、ロリコンだよね……」って言われることが多いんです。
止めて!変な噂流さないで!!
何だったら、崖の上から叫んでもいい。
「僕は成人女性が大好きです!!」


さて!話題を変えましょう。この話を続けると目の前に広がるは地雷畑。


いい天気でしたね!
風に少し春を感じる暖かさ。
今日は久々のお休み。
朝起きて、うーん何しよう!と伸びをしながらベランダに出る。
掃除して、買い物行って、あ!気になってたあの店に行こう。
お休みの日くらい遊ばなきゃね。


と、思ってたんですが、掃除が(出来た)、買い物に(行けない)、気になってたあの店に(行けない)という結果。
1勝2敗。
勝率で行ったら3割3分3厘。
あ、悪くないか。助っ人外国人くらいは出来てる。

そう考えると、まぁいっかって思える日ですね。


では何してたかというとドラマ見てました。
何気なく見始めたら、止まらなくなっちゃって……。


『未成年』(1995年放送)。
1995年放送……。すげー最近に感じるんですが、下手すると20年前。や、下手しなくても20年前。
20年前……?一昔前じゃないですか……。
これ放送してた時に生まれた子が、初めて立って歩いて、幼稚園では村の子Bをやって、小学校でイジメにあうけど親友が助けれてくれて、中学校で初恋して、大学受験に悩んで乗り越えて、二十歳の誕生日に両親に「20年間私を育ててくれて、ありがとう。私が大きくなれたのはお父さんとお母さんのおかげです。お父さんとお母さん、本当のお父さんとお母さんじゃないんだよね?私、本当は知ってるんだ。知ってることを今まで黙っていてごめんなさい。お二人に甘えていました。でも、二人のこと本当のお父さんとお母さんって思っていても良いよね?」って手紙を送るくらいの時間が経ってる。
恐ろしい。時間の流れが恐ろしいったらありゃしない。
止めて!汝は美しくなくてもいいから、時を止めて!!


そんな20年前のドラマ『未成年』。
大っ好き!だったんです!
なのでたまに見返すんですが、今回はかなり久しぶりに。
1、2話までは青春の楽しい感じが出て良いんですが、3話あたりからどんどん滑り落ちてく。楽しいだけじゃない青春が描かれている。
特に3話の冒頭は何回も見て知ってるんですが、「カー子……どうして……?」って思うので、そこは飛ばして見ます。


これから凄いオッサン臭いことを言うのでスルーしてほしいんですが、「昔のドラマの方が良かった」ですよね?
おそらく良いドラマが記憶に残ってるので、今の玉石混合の中で"石"側と比べてしまってるだけだと思うんですが、やっぱりそう感じちゃう。


まず俳優さんが良い気がする。
演技がすっと理解できる気がします。今の人の演技だとどうしても馴染めない。
でも、中学の時に国語の先生が言ってたんですが、演技は「舞台」向けの演技と「テレビ」向けの演技があって、「舞台」向けの演技をする人がドンドンいなくなってるって。
何かカメラが映すところだけで演技するか、体全体で演技するかって違いの話だったと思います。
体全体って言うと聞こえはいいけど、どうしても過剰になっちゃう、とかなんとか。


国語の先生も好きだったんですが、覚えてるのが唯一こんくらい。
あと、アナログ時計が好きって言ってたかな?
たぶん、あれから20年経って僕が慣れ親しんだ舞台向けの演技をする人が、もっと減ったってことでしょう。どっちが良いとかではないと思ってるんですけどね。
まぁ、大学時代にうっかり10秒くらい出てしまった友達の自主製作映画の演技を、いまだに笑われている僕が言えた話ではないんですが……


はーとにもかくにも『未成年』は良いですよね。
僕も未成年になりたい!
青春に行きづまって、「あーーー!!」とか叫びながら雨の中を全力疾走したい!友達に缶ビールを「ほらっ」って投げたい(未成年なのに)!「お、女の子って良い匂いするじゃん?そうすると女子更衣室ってどんな匂いなんだろう?」って話から始まって、女子更衣室に潜り込んでビニール袋に空気を詰めてくる、とかしたい!!!