こんにゃくライトセイバー

あさおきて ひるねして よるねた

代官山の美容院(その2)

昨日の美容院の話をば。


いくらオシャレな僕でも代官山で髪を切るなんて、芸能人クラスの行動はしたことありません。
加えて「西島さんと同じ髪型にしてください」って言わないといけないといけないという、難易度Sの罰ゲーム。


とてつもなくドキドキしながら入店。
「ご来店、ありがとうございます。本日、対応させていただきます、○○です」
女性だ!しかも綺麗!難易度がどんどん上がっていきます。


(こういうのは照れちゃダメだ。堂々と言わないと余計に恥ずかしい。言え!俺!言えーー!!)
「す、す、すいません。厚かましいんですか、に、西島さんと同じ髪型にしてください!」
噛みまくり。
でも、「わかりましたー」とすぐに応えてくれました。
良かった。あれこれ説明しなくても良いから楽だ。


が、美容師さん。
「髪型はダブルフェイスの時にします?MOZUの時にします?流星ワゴンにします?」
と。
……やけに詳しい。
「ぼ、僕みたいなオーダー、多いんですか?」
「いえ。私、ファンなんです」
ファン!!
ファンの人に向かって「西島さんにしてください」って言ってんの?僕?
羞恥のデッドヒート。恥ずかしさの暴走特急


切り初めてからも、ずっと西島さんの話。(を聞く僕)。
代官山で目撃情報があるとか、どこのコンビニを使ってた、とか。
隣で髪の毛を切られてる女子大生が、こっち見てる。「お前、恥を知れよ」と、まっすぐな目線で語りかけてくる。
美容師さん!ストップ ザ トーク!


そんな針のむしろみたいな一時間を過ごしてきました。
代官山、魔物がすむ町。
でも、帰りがけこそっと「似てるって言われません?」って言ってもらえたから、もう何もかも許せる気持ちです。
確実に社交辞令ですが、その部分はフィルターします。言葉づらだけシンジマス。
ありがとう!生きることに、ありがとう!
で、昨日あった友達に散々自慢しましたよってお話。