ceroとサウナ④(おしまい)
今日で終わらせましょう!サウナに言ってきた話の第四段。
昨日までの話は、サウナに行く→繰り返し入る→さて気持ちよくトリップできたのか?ってとこまで。
結論から言いましょう、昨日書いたアウフグース(サウナの中でさらに熱風を送るっていう変態行為)のあとに水風呂に入ると、めっちゃ気持ちよかった。ホワホワする。
ただ漫画で読んだようなトリップ感までは行かず……。
浴場を出たあとにビールを飲んでたんですが、その時クワッ!って一瞬覚醒する感じはありました。が、ドーパミン出まくりまでは行きません。一緒にいった友人も「整わなかった」と言っていたので、まぁそんなものなのでしょう。おそらくはあの「ネー」「パー」宗教みたいなのが、我々のような文化系男子の精神には荷が重かったのでしょう。
誤解が無いように言っておきますと、気持ちは良かった!普通にサウナ入るより、温泉より気持ちよかった。サウナ出たあとにビール飲んだら「今日は最高だなぁ!」って思えたし。
更にいうと、副次的な効果もありました。そちらをご紹介していきましょう。
もうお忘れかと思いますが、このサウナの後に友人とceroのライブに行こうって計画でした。
なので、ライブ中に飲み食いする買い出しをしにセブンイレブンへ(野音なので飲み食い出来るんです)。友達の方が先に買い物を終えて外でコーヒーを飲んでたんですが……
【効果①】外で待ってる友人が酷い顔で待ってた。弛緩しきった顔。思わず「どうした!?」と聞くと「整いかけてた(トリップしかけてた)」とのこと。
まじか!?整うとあんなモザイクかけないといけないような顔になるのか……。ごくり。
そんな状況でライブへ。
【効果②】僕の効果なんですが、なんかすっごい気持ちよく聞けた。いつもなら周りとか気になって踊れないタイプなんですが集中できた。これがサウナ効果かどうかは分からないんですけどね。
ちなみにライブ、良かったです。やっぱりcero良いですよ?何とかみんなと共有したい。その取り組みの一つとして、あんまり好き好き言わないようにします!みんな天邪鬼なんだから!
続けると、
【効果③】けっこう飲んだのに全然酔わなかった(書いたものの、これは僕の体調によるもので効果としては考えにくいかもです。サウナ入ったあとに飲みすぎるのは自殺行為な気がするので気をつけましょう!)
【効果④】次の日、スカッと目覚めました。これが劇的だった。たいてい月曜(サウナに行ったのは日曜でした)の朝は、とてつもなく眠いんですがすんなり起きれた。こんなの初めて!
と、こんな感じでした。もうこれ以上引っ張れないため、駆け足で結論に行きました。
なかなか面白い体験だったので、是非また行こうと思います。たぶん慣れれば僕も整うはず!
今週末、彼女が結婚式出席を兼ねて帰省するんです。あぁ寂しい。なので、近所のサウナに昼間から行って、出たら商店街でコロッケ買ってビール飲もうと思います。外で。
ヤバイ。最高の予感しかしない。ぐへへ
ceroとサウナ③(サウナ体験記)
誰に向けているのか?需要はあるのか?と自問自答せざるを得ないサウナ体験記第三弾。すごいのれんに腕を押してる感。きっと誰かのためになってるよね?信じて続けます。
昨日までの話はサウナに入って気持ちよかったもののトランスはしなかったって内容でした。まぁサウナには繰り返し入らないとねってとこまで。
2回目もチャキチャキ入り、まぁ1回目と同じ感じ。心臓の負担感は減って楽になったかなぁくらいでした。トランスもなし。
が、我々の目的は3回目にありや。
ここで意味がわからないと思われることを説明しますが、サウナにはロアウフグースというものがあるらしいです。サウナ内でタオルを振り回してお客さん一人ひとりに熱風を送るというもの。これまた意味わからない。熱いサウナの中でさらに熱風を送る?
そんなことを考えてると、頭にタオルを土方巻きにし、クロTにバスケットパンツを履いた男の人が浴場に入ってきます。ラーメン屋の店主を思い浮かべていただければ、ほぼ正解です。バスパンには「熱波」。まじか、そのバスパンどこで売ってた?
彼曰く、これからアウフグースをするのでぜひお越しくださいとのこと。その言葉に釣られてフラフラとまたサウナに入る友人と私。
入るとそこそこの人入りです。
十分に人が入ったとこでラーメン屋の店主が言います。
「本日は起こしいただきありがとうございます。これよりアウフグースを行います」
何となく期待感が高まるサウナ内。
「ただですね、盛り上がらないと私もできない。皆さんと心を一つにしたい」
ん?
「私が『ネーネーネー』と言いますので、みなさん、『パーパーパー』と手を叩きながら大きな声を出してください。盛り上がったところで、アウフグースを開始します」
まじか?まさかのサウナ内での精神論。なんだよ、「ネーネーネー」「パーパーパー」って。聞き慣れない掛け声。サウナの本場、フィンランドで何かを意味してるのかしら……。とか思ってるとすぐに始まります。
店主「ネーネーネー」
サウナ内の我々「パーパーパー(パンパン←手を叩く音)」
店主「ネーネーネー」
我々「パーパーパー(パンパン)!」
店主「ネーネーネー」
我々「パーパーパー(パンパン)!!」
始まらない!アウフグースが始まらない!!
クソ暑い中でわけの分からないコールアンドレスポンスをする裸の男たち。シュールとは今この瞬間!
てか、今書きながら思ったんですが「ネー」と「パー」で「熱波」って言いたいんじゃね?バスパンにも書いてあったし。まじか!?あの日、何かしら深い意味があると信じて手を叩いてたのに。サウナの中で「熱波」「熱波」言ってたのか。
だんだん笑えてきます。変な儀式を持つ宗教みたい。楽しくなってきた。「パーパーパー」
そうしてようやくタオルで風を送り始めてくれました。ちなみに欲しがりな店主の要望によりタオルで仰ぐたびに我々は大声で数えます。「いーち、にー、さーん……」
この風ですが、炎天下の夏の日に中華料理屋さんの室外機から出てくる風を湿らしたもの、といえば良いでしょうか。ようはクソ熱い。
店主は300回ほど仰いだところでこのイベントは終了。過酷な職業の一つとして数えて良いと思います。
さて、これから水風呂!どうなるか!
終わらないので、また明日!
ceroとサウナ②(サウナ体験記)
サウナに行ってきたよ報告第二弾。
昨日の話を振り返ると「サウナって流行ってるらしいですよ。水風呂と交互に入ることで副交感神経を刺激し脳に酸素が送りこまれ、深い瞑想状態(=トランス状態)になり、頭は冴え、お肌はツルツル、女の子からモテまくって年収1000万になるそう!」と書きました。
http://konnyaku-lightsaber.hatenablog.com/entry/2017/04/24/201820
入る前は興味はあるものの本当かいなと訝しんでいました。
そんな第一入浴。サウナ室に入ってみるとそこまで大きな部屋ではありません。椅子が2段式のオーソドックスなサウナ。普通と違うのは、部屋の隅にみっちり焼けた石が詰め込まれた箱があること。
漫画で予習している僕は「ほほう……」と唸ります。どうも最新のサウナにはこの焼け石ボックス(サウナストーブと言うそうです)があり、これにアロマ水をかけて、良い匂いの水蒸気を出すそうです。言ってみれば原始的な加湿器。裸の男しかいない空間でアロマの水蒸気。違和感しかない。
そんなことを思ってると天井から水が自動で出てきて、サウナ室はとたんに良い香りで満たされます。裸のオッサン(僕)も、これはなかなか気持ちいい。アロマ、良い。
それで10分ほど入って十分火照ったあとにサウナ室を脱出。我々は水風呂に向かいます。
水風呂!
銭湯の水風呂って意味わからなくないですか?だって暖かいお風呂に入りに来たのに水風呂って。罰ゲームでしかない。水風呂の前を歩くと冷たい水が床を濡らすから、むしら迷惑って思ってました。
が、サウナーさんに言わせると水風呂こそ正義らしいのです。変態の人が変態行為をするのと同じくらいに理解できない。
そんな変態の世界に私も入っていくのです。あぁ知らない扉が開かれる……。
入るまで長くなりましたが、水風呂はビックリすることに冷たくなかったです。や、最初こそ「うぉっら!!」って声を出しそうなほど冷たかったんですが、数秒後には全然冷たくなくなってる。むしろ気持ちがいい。いつまででも入ってられそうな気がする。ふ、不思議だ!!
昨日も書きましたがこのサウナには友人と行っていて、彼は「もう少し冷たくてもいいな」とかなんとか通ぶったことを言っていました(3回くらい言ってた)。ただこの温さなら冷たくしても問題なさそうな気もする。来てしまった、変態の世界に。身をもって理解してしまった。
水風呂から上がってベンチで小休憩してると心臓がドクドクいってる。生きてる実感in新橋。身体に力が入らないのですが心地よい脱力。何も考えたくなくなります。擬音をつけるなら「ほげー」。
そんな状態でした。が、目の前が冴え渡るほどのトランス状態は訪れず。何でもサウナ→水風呂を繰り返すことで、味わえるそう。
そんなわけで、この話はまさかの明日に続きます!
ceroとサウナ①
ひっさしぶりな話題にしますがceroのライブに行ってきました。僕があんまりにもcero、cero言うもんだから、天邪鬼の皆様におかれましては「え?そんないい?」的な感じになってきたので発言を控えておりました。
が、変わらず大好きです!ありがとうございます!
昨日は前から興味があったサウナに行ってからの→ceroという最高な一日だったので順を追って自慢していきます。
話は2016年年末まで遡ります。冴えない僕と冴えない友人たちとの忘年会。当然、生産性がない会となります。意識の低い会話(主にシモネタ)ばっかりしてたんですが、その中で「サウナはいい!」と力説する奴がいました。
その日のそいつの発言は「ウォッシュレット」と「サウナ」だけだったんですが、あまりにも繰り返し強調されるのでなんとなく気になります。世の中、声が大きい奴が強かったりします。
その日、紹介されたのが以下の本。
マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)
- 作者: タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
サウナの効能について描かれています。どうもサウナ→水風呂と入ることで副交感神経が刺激され、脳に酸素が行き渡り、トランス状態が味わえるんですって(サウナ業界ではそれを「整った」と言うそうです)。合法ドラッグとまで言われて、静かなブームが到来してるんですって!
危ないものにもちょっぴり興味を持っちゃうお年頃。トランス状態になると、圧倒的な多幸感を味わえるそう。何それ、やってみたい……。
そんな話を飲み会のたんびに言ってたら、そいつが連れてってくれることになりました。彼もceroファンで、てか今回のチケットも取ってもらってるので、サウナ→ceroの順で遊ぼうということに決まりました。どう?このワクワク感?何かが始まる感?
そんな出だしがあってからの昨日。新橋に集合してさっそくサウナに向かいました。『新橋』、『サウナ』。どの断面からもオッサンしか出てこない嫌な金太郎飴。負の連鎖とは、このことを言うのかと。
着いたのは『アスティル』というお店。
http://www.oasissauna.jp/smart/detail.php?pg=price&dp=
あとから調べてみると、サウナ界では有名なお店らしいです。内装もすごい清潔で綺麗。最近はオッサンも小奇麗なとこじゃないと来ないのかと感心します。
館内着をもらって、ロッカーでスッポンポンになって、いざ浴場へ!
が、ですよ。ここ重要。ロッカーから浴場までやけに遠い。マッサージの受付や休憩所もあってみんな館内着で寛いでる。受付にはお姉さん。そこに素っ裸の男が二人。間違いはどーれだ?
素っ裸のおっさん二人が考えるに、どうも第一ロッカーに荷物をしまって館内着に着替える→休憩所→第二ロッカーで裸になる、という仕組みのよう。なんで誰も教えてくれないの!?とにもかくにも、素っ裸の三十代男二人が股間を手のひらで隠してバックホーム。あの瞬間、国内でもトップクラスに情けない格好をしていたと思います。『アスティル』さんを使う上で超重要事項。「ロッカーは二段構え」です。
さて、長くなってきたので、続きは明日書きます。のひ太はトランス出来たのか?こうご期待!!
趣味
今日タラタラ働いていたら人事からメールが。
「ヘイ!あなた最近、異動したでしょ!新しい仲間に挨拶用の資料を作ってね」とのこと。何がなんだか分からないと思いますが、要は自己紹介用の資料を作れとのこと。どんな感じかは前に異動した人の資料を見てね!ですって。
先に異動した人の資料を見ると、前にやってた仕事と趣味を記載してます。趣味かー!ねーんだよなー困ったなぁと、さらに他の人の資料を見ていくと……
・サーフィンしてます!
・歴史が好きで週1で史跡を回ってます
・バイクを乗り回してますね
・フットサルチームを作ってます
・食べ歩きしてます!ブログも書いてます!
・DIYしてます。まだ上手くできませんが笑
エトセトラエトセトラ……
すげーな!みんな趣味持ってんのね!!
そこに我らがのひ太君。ザ・無趣味。変化がない毎日はまるで平和な海。まるで鏡のよう。
強いて上げるとしたら読者と散歩くらい……。おじいちゃんみたい。インパクトがコンパクトにまとまってるんだ。
あーなんか!カッコイイ趣味がほしい!
音楽でも始めようかしら。始めようとしてるからそれは=やってるってことでいいですよね?僕の趣味がウッドベースに決まりました。ついでに週末は仲間とBBQすることが多いです。この前は英会話教室のみんなと海でBBQパーティーを開いてきましたが、まだ寒かったですね爆!そういえば、3月は異動前に休暇をもらってイエローナイフにオーロラを見に行ってきました。美しく光かがやく夜のカーテンを見て柄にもなく泣いてしまいましたよ。
って書こうと思います。前述の通りウソではない。
ちなみになんですが、イエローナイフってどこだよ?と調べてみたらカナダの都市でした。マップで見たら気持ち悪いほど池がある。一回見てみてください、気持ち悪いから。世界地図的に穴ボコだらけ。千葉県民として「デカイ沼がある!」って印旛沼で喜んでる場合じゃなかったです。
読書
どうもー「趣味は?」と聞かれて「……読書です」って答えるくらいしか出来ないのひ太です。今日もこんばんわ。
この前、資格を取ったって話をしたじゃないですか?その資格を取るまで本は読むまい、移動中はずっと勉強だ!って思っていたので、唯一の趣味の読書も封印していまし(そして移動中はスマホ弄ってました)。
が、よくよく考えたらもう読んでいいんだ!自由に生きていいんだ!と、読書を再開することにしたんです。
そんな私が最近読んだ本。ネタバレになるのが嫌なので、タイトルを伏せて簡単な粗筋を述べますと……
・1冊目→登場人物、ほぼ全員死亡。必死に守っていたヒロインが実は裏切っていた
・2冊目→天才少女のヒロイン。最後は「死」という概念を知りたくなって死亡
・3冊目→主人公が世界を守るためにヒロインを殺す。本当のことを言えないため仲間から見下されて終了
・4冊目→仮想現実なのか、本当の世界なのか分からなくなった主人公が最後自殺を決意して終了
……暗い!!モヤモヤする!!
僕はポヤポヤした、読むと心が温まる春の陽射しのような小説を求めてるのに!そこに少しスリル的な要素を入れてみようとしたらその有様。
みんな死ぬ。簡単に死ぬ。慣れてきて「こいつ、死ぬな」って思いながら読むようになってしまいました。で、本当に死んじゃう。殺伐とした読書。
こりゃあかんと関西語で思い、とりあえず彼女に「何か面白い本は無いか?」と聞いてみると、出てきたのが『十角館の殺人』。「登場人物がバタバタ死ぬよ!」とのこと。
渡された本を床に叩きつけたい衝動に駆られましたが、そんなことした日には僕が床に這いつくばって額の皮が擦り切れるほど土下座する羽目になるので、堪えました。ついでに「私、人が死ぬ本しか読まないから」とのこと。おぉ!今の僕には全く参考にならないぜ!
はぁ次に何読もう……。オススメがありましたらドシドシ教えてください。
※粗筋だけ書いた本のタイトルを当てた方、薄い財布から賞金は出せないので、せめて褒めてしんぜます。